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観潮楼企画「形」7最終話

BL観潮楼秋の企画 テーマ「秋色の風景」「秋の夜長」
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 少し休んだ幹久と広大は、涼太が帰って来る前にシャワーを浴びようと気だるい身体を起こした。
「痛ッ……」
 広大はアナルに激痛を感じて身を固まらせた。
「大丈夫か? ごめんな、ちょっと激しくし過ぎた」
「大丈夫。ちょっと入り口とお腹が痛いだけ」
 幹久は何だか急に広大が愛おしくて堪らなくなり、裸のままの広大を抱き寄せた。
「兄ちゃん?」

「俺、マジで好きだから。お前が兄貴を好きだった間もずっと、好きだった」
 広大は、幹久が自分の涼太にした痴態を見ていた事を思い出して胸が苦しくなった。
「兄ちゃん、俺が涼兄にあんな事したのを見ても、平気なの?」
 広大が自分の頬に触れている幹久の茶色い髪に視線を向けた。
 すると、広大を抱き締める幹久の腕に力がギュッと入った。

「平気じゃねぇよ。ムカつくし、思い出すとお前をメチャクチャにしてやりたくなる。
でも、好きなんだよ」
 ただ慰める為だけに出来る事ではない事は広大には十分に理解出来た。自分への想いも本当だろうと確信した。
 だが、まだ気持ちの整理がつかないのも事実だった。
 そんな広大の心境を読み取ったのか、幹久がすかさず言葉を続けた。

「いいじゃねぇか。こんな始まりでも。」
 幹久が身体を離し、広大の顔を大きな手で包みこんで真っ直ぐに見つめる。
「これからお前の心の中にいる涼太からお前を奪って、心も身体も堕としていくから」
 広大の瞳に薄い涙の膜ができる。
 いつだって広大は幹久に全て頼って甘えてきた。涼太に対しては一身に憧れを抱き、その傍らでぶっきらぼうだが、決して自分を裏切らないで全てを静かに受け止めてくれる幹久に、ずっと甘えてきた。
「俺、こんな事まで甘えちゃって、いいの?」
 広大の頬が紅潮してくる。縋るような円(つぶ)らな瞳が幹久の核の部分を鷲掴みにする。
「いいよ。俺がもっと甘やかしてやる」
 幹久が広大の唇にしっとりと吸いつく。ずっと欲しかった弟が、腕の中にあるだけで幹久は心が震える程の幸せを感じていた。

――広大の傷につけこんで、俺は卑怯か?

――好きなら四の五の言ってられないじゃないか。

「広大、俺正直涼太が結婚すると聞いて複雑な半面、嬉しかったのも事実だったよ。これで自分の気持ちをぶつけるチャンスが持てたから。」
 広大は顔が熱くなっていくのを感じた。
「お前、俺の身体見ても意識してた所あったから、こんな確信犯的な事して嫌われないかって心配もしてたんだけど……止まれなかった。」
「幹兄……」
 幹久は広大の唇に軽くキスを二、三度した。
「先ずはお互い利用し合う形でもいいんじゃないか? お前は兄貴を忘れる為に、俺はお前を堕とす為に。だから、笑って兄貴におめでとうって、言ってやろうな」
 広大はコクンッと頷くと、その拍子に涙がポタポタッと落ちた。

* * *

 ガラリと戸が開き、涼太が帰宅してきた。
 幹久と広大は既に風呂から上がり、幹久は咥えタバコのまま夕飯の支度をし、広大はまた作業服を着て何やら外でやっていた。
「ただいま~。ミキティ、こうちゃんどうしたの? 大丈夫?」
 幹久はチラリと涼太を見て答えた。
「お帰り。大丈夫だよ。ちょっと暑さにやられただけだったから。」
「ふぅん。あ、そうだ!ちょっと三人で外でビールでも飲まない? 俺明日帰るし」
 涼太は台所に置いてある幹久のタバコを一本抜き取って火を点けた。
「あぁ? 兄貴しばらく居るって言ってたじゃねぇか。何だよ急に」
「ん―……結婚報告したら嫁さんに会いたくなっちゃって」

(どこまで気まぐれな奴なんだ……)

 半分呆れたように見ながらも、幹久は涼太に言われた通りに適当なつまみとビールを何本か用意して外へ出た。
 夕方の気温はまだ蒸し暑く、夕日の照りつけも強かった。だが、幹久たちはそこから空が青く霞んでいく景色が昔から一番好きだった。
 外で作業していた広大を連れて三人は軽トラックに乗った。涼太が運転をし、後ろの荷台に幹久と広大が乗る。
 麦畑の真ん中に着くと、涼太も荷台へ移動してきた。
「やっぱここ、特等席だなぁ」
 涼太が荷台に寝転がりながら空を見上げた。
「ああ。」
「うん。」
 幹久と広大も辺りを見渡しながら返事をした。

「昔はよくここで基地とか作って遊んだよなぁ。広大は何でかいつもスペースの小さい基地作って結局自分が入れなくて俺たちの基地に来てたなぁ」
 涼太が可笑しそうに思い出し笑いをする。
「うるさいなぁ」
 恥ずかしそうに顔を赤らめる広大に目をやりながら、幹久もふっと笑みを浮かべながら涼太にタバコを一本渡す。
「おめでとう、涼兄。幸せになってね」
 広大は荷物の上に座りながら遠くを見つめる涼太にそっと言った。
 涼太は少し口角を上げて低めの落ち着いた声で言葉を返す。
「こうちゃん達もね」
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 日が暮れるまで他愛のない話で盛り上がり、昔のように一晩楽しく過ごした翌日、嵐の如く涼太は去って行った。
 涼太を見送って家に帰った幹久は、肩を落とす広大を後ろから抱き締めた。
「寂しい? 抱いて欲しい?」
 広大は回された幹久の腕に手を添えた。
「うん。」

* * *
 
 涼太は都会の喧騒に戻った。マンションに着いて、鍵を開けて中へ入ると真っ暗な部屋に明かりを点けて入った。
 ここへ戻ると現実に引き戻される感覚になる。
 誰もいない部屋には雑誌や洋服が散乱していた。
「やっぱミキティみたいな子がいないと部屋が汚くなるねぇ」
 涼太は途中コンビニに寄って買って来たビールを開けて喉を鳴らして飲んだ。
「ハァ……。何も出来ない長男のしてやれる事、これくらいだしね……」

 涼太はソファに横になりながら、あの時広大にされた行為を思い出した。

(マジでイクかと思ったしなぁ……アレ……)

 涼太はタバコを咥えて火を点けると、思い切り煙を吸い込んだ。

(上手くいって良かった)

 涼太は、幹久が広大を特別な目で見ているのを知っていた。
 更に広大が自分に対して特別な感情を抱いていたのも、知っていた。
 そして、自分も幹久に対していつの間にか他の人とは違う感情がある事に気が付いていた。

 だが、広大はきっと幹久を好きになると確信を持って、こういう選択をする事に決めた。自分にもケジメをつける事で前に進もうとしたのだ。

「そういやぁ、思い付きで結婚するとか言っちゃったなぁ。来月までに結婚しなきゃなぁ」
 涼太は口に含んだ煙でそっと輪っかを作って吐き出した。
「参ったなぁ」
 涼太は自分が脳天記に撒いた種がとんでもない事に今更気付いて、一人部屋でクスクス笑った。
 
END


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観潮楼企画「形」6話

BL観潮楼秋の企画 テーマ「秋色の風景」「秋の夜長」
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☆18禁です

「そう言えばお前、涼太の事を抱きたかったのか?」
 突然の質問に広大は少し戸惑うように視線を泳がせた。“涼太”という名前を出されて悲しみが再び広大の胸を締め付けた。
 だが、その表情を素早く読みとった幹久がグチュッ、グチュッと広大のペニスを上下に扱いてやると、広大は素直に質問に答えた。
「あんっ…違うよ…んっ、あっ…抱かれたかったんだっ…あんっ」
 その答えに驚いた幹久が動きを止めた。

「え? マジ? てっきりお前が抱くのかと思ってた……。」
 動きを止められて焦らされた状態の広大は自然と腰が誘うように動く。
「違うよっ……俺、涼兄にされたかったんだもんっ」
 その言葉にムッときた幹久は、自分の指に唾液を絡ませると広大のアナルを弄りだした。
「あッ、あッ! そこはっ、あッ!」
 そして思い切り広大の大きなペニスを口内に吸い込み、上下にきつく舌で扱いた。
 広大は一人で自慰をする際に、たまに入れられる想像をしては自分の指でアナルを弄る事もあった。だが広大は今、初めて人に弄られる快感を感じていた。

「あああ……すご…いっ…イクッ…イクッ!」
 我慢の限界だった広大は勢いよく幹久の熱い口内で射精した。
 幹久は大量の弟の精液を口に含んだまま広大の足を更に広げて上に押し上げた。広大のアナルが更にはっきりと見えると、そこへトロトロの精液を垂らし込む。
「いや…あ…っ…何すんっ」
 ふと顔を上げて幹久を見ると、そこには自分よりも遥かに大きく熱そうに充血したペニスを勃てて今にも自分を犯そうとする兄がいた。
「犯られたかったんだろ? 俺に犯されるのは嫌か?」

 広大は正直、傷ついた心を人肌で癒して欲しかった。だが、その前にふと疑問を口にした。
「幹兄は、ゲイなの?」
 広大が勃ち上がった幹久のペニスをじっと見る。
「いや。ゲイ、ではないと思う。今まで女としか付き合ってきてないし。でもお前には欲情する」
「え……」
「ごめん、俺、お前がずっと好きだったから」
 そう言った幹久はズプリと大きなペニスを押し込んできた。
「あっ…ああっ…」
 大き過ぎる塊が禁断の場所へと押し込まれていく。小さな入り口は何度もそれを拒絶しようとするが、幹久はグリグリと上手くタイミングを合わせて内部へ侵入してくる。

「いやっ…止めてっ…そんな事したらッ…」
 反射的に混乱しながら広大は抵抗をする。
「したら?」
 意地の悪い色っぽい目つきで幹久が軽くキスをしながら聞いて来る。下半身はグリグリと中へ侵入を試みている。
「ダメっ…だよ…痛…いよっ…兄ちゃんっ」
「この痛みで、さっきの痛みを忘れろよ」
 幹久の告白と身体の衝撃が同時に襲って広大は何が何だか分からなくなっていた。ただ、嬉しい気持ちと、凄まじい身体の衝撃にとにかく必死で幹久にしがみついた。
 幹久に肩を押さえ込まれ、グーッと一気に中までペニスを入れ込まれた。

「ア――ッ! 兄ちゃんっ……兄ちゃんっ」
 入り口が痺れる様に熱くて、下腹部に凄い質量の塊が波を打つのが分かる。
「ごめん広大、俺、ずっとこうしたかった。ずっとお前の事好きで、ずっとこうしてお前を犯したかったんだッ」
 全部入った幹久のペニスがゆっくりと抜き差しを始めた。
「俺がいつでも抱いてやるから」
 幹久は強めに腰を打ちつけ出した。
「あっ…あっ…兄ちゃんっ…おっきい…よぉっ」
 干し草がガサッ、ガサッ、と幹久の腰の動きに合わせて揺れる。
 少し慣れてきたのか、広大の表情も段々と艶めかしくなってきた。

「涼太のじゃ満足できなかったんじゃねぇか?」
 幹久はくるりと広大をひっくり返すと干し草の上に後ろ向きにさせた。広大は草を掴んで後ろから突かれる衝撃に身を揺らす。
「あッ…あッ…兄っ…ちゃんッ…あんっ…あんっ」
 幹久が広大のアナルの奥へ突くタイミングに合わせて広大は厭らしく声を出した。
 幹久は後ろから覆いかぶさり、方手は広大の乳首を摘まみ、もう方手はペニスを握った。
「ああーッ兄ちゃんッ…すごいっ…あああんッ…イっちゃうよぉ」

 弟の快感に満ちた声と表情と、今自分が犯している状況に一気に煽られて射精感が湧き上がった。
 堪らず広大から手を離し、力を入れる為、幹久も草を掴んだ。そしてパンッ、と腰を強く打ちペニスを奥へ突き挿した。
 幹久は自分の真下で「ひっ」と声を出す広大の顔を大きな手で無理矢理上に仰け反るように向けて舌を出させると、それを舐め取った。
 広大は上半身を真上に仰け反る様にして舌を突き出し、幹久と舌を絡め合いながらアナルにペニスを何度も挿されていた。

 広大の間近で幹久の喉の動きと、鎖骨に流れる汗が見えた。幹久の日焼けした肌は艶やかに薄暗い納屋で卑猥な動きを見せていた。
 広大のペニスが草の上に敷かれた自分の服の上で擦れると、そのザラついた感触が気持ち良くて興奮した。
「好きだよ、広大っ……ハァ」
 幹久の言葉は確実に広大の胸を熱くさせた。兄に甘えて肉欲に溺れそうになる気持ちが葛藤する。
 兄の好きだという気持ちを利用してしまう気がした。

「ア―ッ兄ちゃんっ…イクッ…や…あああっ」
 広大の叫ぶ口端から唾液がタラタラ零れ落ちる。
「好きだ広大、出すぞ…中に出すからなッ」
「だめぇえええっ…んんっ」
 拒みながらも互いの唇に噛みつき同時にビクンッビクンッと射精した。広大は何度も精液を勢いよく飛ばすと、パッタリと倒れた。
 耳鳴りがする程気持ちが良く全身は汗で濡れ切っていた。
 幹久がペニスをゆっくりと抜くと、入り口を切られたかのような痛みが走って広大は冷や汗が出た。
 そこは、ぽっかりと朱色の穴が開いたままになっていた。
 幹久は横になった広大の横に寝転がり、無理矢理広大の首の下に腕を入れ込むと横向きのまま後ろから抱き締めた。そして優しいキスを幾度も髪や肩、頬や耳に落とした。
 「好きだよ」と言われているようなキスをされる度に、広大は泣きたくなった。



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観潮楼企画「形」5話

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 幹久はサッと視線を広大へ向けると、そこには顔面蒼白になった広大の顔があった。
 幹久はそんな広大を見て冷や汗が出てきた。
「言うの遅くなっちゃってごめんね。俺、来月結婚しようかと思ってるんだ。」
 涼太は少し恥ずかしそうに頭を掻いた。
「へぇ。それは、良かったな兄貴」
 幹久は引きつる笑顔を涼太に向け、視線をその横で俯く広大に向ける。

「俺、ちょっと気分悪いから先に帰るね。ごめん」
 小さな声でそう言った広大は、俯いたまま早歩きで麦をかき分けるようにその場を離れて行った。
 どうしても広大を一人にさせたくないと思った幹久は焦る様にして口を開いた。
「悪ィ、兄貴。後、ここら辺やっといてくれるか? 俺ちょっと広大が心配だから行って来るわ」
「あ、うん。」
 心配そうに首を傾げる涼太に背を向けて、幹久は広大の後ろ姿を追った。
「暑さにやられたのかなぁ、こうちゃん。あ、ここやっておかなくちゃ」
  涼太は二男に怒られる、とまるで子供の片付けのように機械を押して移動させた。

 幹久は納屋の扉を開けると、薄暗い中に広大が干し草の上に座って蹲(うずくま)っているのが見えた。
 部屋には木の隙間から洩れる光が差し込んでいる。その光の筋の中だけにキラキラと埃が光って見えた。
 納屋の中には所々に畑に使う機械や干し草などが散乱していて物置き場のようだった。
「広大……」
 蹲って膝に顔を付ける広大に近づくと、広大が肩を震わせているのが見えた。
「しょうがないよね。結婚するんだ。俺が気持ちを伝えるとか、もうそういう次元じゃないよ」
 確かにあんなに嬉しそうな涼太の顔を見せられては、今更気持ちを伝えて関係がギクシャクしてしまうのは避けたいと思うだろう。
 広大にとってこれは、振られたという事に付け加えて、涼太がやはり男性になど興味の持てない普通の男だったという事もショックだったに違いない。最初から望みは無かったという事になる。
 やはりどこかで期待していたのだろうか。声を押し殺して泣く広大を見る幹久は、胸が押し潰されそうになった。
 幹久は反射的に広大を後ろから抱え込むようにして抱きしめた。

「え……兄ちゃん?」
 涙声で顔を上げて驚く広大を、幹久はギュッと強く抱きしめた。
「俺が、慰めたら嫌か?」
 初めて聞く幹久の低くハスキーな声が耳元で響いて、広大はドキリとする。幹久のこんな声は初めて聞いた。
「何…言ってるの…俺、男だよ?」

 幹久が後ろから広大の頬に手を添えて、グッと後ろへ向けさせる。
 幹久の切れ長の色っぽい目が真剣な眼差しで広大を見つめた。
「だから、お前は男にじゃないと慰められないだろうが?」
 幹久はそう言うと、広大の唇を強く塞いだ。

 突然塞がれた唇に、広大の目は驚きに見開き固まった。初めて感じる幹久の唇は少し乾いていて肉厚だった。幹久は啄ばむように角度を変えながら擦り合わせてきた。
 唇だけの触れ合いとは思えない程に官能的な感触は、広大の身体を素直に反応させた。
 薄目を開けながら至近距離で見つつキスをしてくる幹久の甘く艶っぽい表情は、広大を酷く混乱させた。
「んっ…んっ…兄ちゃっ…んっ」
 顔を離そうと引くと、幹久の手が広大の後頭部を押さえてまた引き寄せられる。

 抗っていると、ヌルっと口内に熱い幹久の舌が入って来て広大は焦った。だが、その焦った瞬間に手首を掴まれ、バサリと干し草の上に押し倒された。
「ちょっ…兄ちゃんッ…どうしてっ…あっ…んっ」
 蒸し暑い空気の中で二人の体温は異常に上がっていき、Tシャツがしっとりと汗と湿気を含んでいく。広大は幹久の首筋に一筋の汗が流れ落ちて行くのが下から見えた。
「ショックだったんだろ? だったら、別のショックで紛らわせておけばいい」
 幹久は広大に圧し掛かるようにして、再び上から広大の唇に吸いついた。
 広大はこれまで運よく自分と同じ趣味の男と付き合った事も多少あったが、最後までいかなかった広大はまだ初心な部類に入る。
 広大はこんなに蕩けるようなキスをした事はなかった。
 
 いつの間にか誘われるがままに幹久の舌に絡め取られて、広大は厭らしく舌を外に引っ張り出されていた。
 目の先で絡み合う兄と弟の舌からピチャピチャと卑猥な音が響く。
 どうして幹久がこんな事をするのかという疑問すら薄れて行く。それ程の気持ち良さが全てを麻痺させていくようだった。
 幹久に挑戦的な目で甘い唾液を送られると、広大は従順にそれを飲み下した。

「んっ…ふっ」
 広大の鼻から甘ったるく信じられない程厭らしい声が抜ける。
 幹久は満足気に目を細めてその快楽に浸る弟の表情を楽しみながら、ゆっくりと唇や舌を甘噛みしてやる。
「あっ…兄ちゃんっ…あんっ」
 幹久はその声に煽られる様に広大のズボンを一気に引き下ろした。
「あっ! ダメっ!」
 驚いた広大が顔を赤くして起きあがろうとすると、幹久が再び広大を押し倒した。
「お前は黙ってされてろ」
 そう言って幹久がTシャツの上からでも見える程突起した広大の両乳首を、両人差し指の爪でカリカリ引っ掻いた。
「あっ、あっ、やっ、あぁあんっ! やめっ、ああっ、ダメっ」
 広大は一生懸命幹久の肩に手を掛けて離そうとするが手に全く力が入らず、単に悶える様に幹久のTシャツを掴んでいた。
「ここ、いいのか? もっと?」
「い…やっ…」
 広大のペニスは直立して腹にピッタリと付いていた。鈴口からは透明の液体が流れて、広大の腹の上に溜まっていっている。
 幹久は広大の太股を押さえて足を左右に開いた。ビックリした広大が恥ずかしそうに股間を必死に手で隠そうとするが、幹久はその手を払いのけて玉袋に舌をゾロリと這わせた。
 すると広大のペニスがピクピクと反応し、甲高い声が納屋の響いた。
「あぁああんっ」

 幹久は何度も舌で袋を舐めつけ、玉を片方ずつ口内に吸い込んでは味わった。蕩けそうに柔らかな皮膚に包まれて、中にある少し硬めの玉を舌で転がす。性器独特の匂いが広大の汗と混じって生々しく官能的だった。
 広大はあまりの快感に我慢出来ず、自分のペニスを掴んで扱きだした。
「本当にお前は我慢の出来ない奴だなぁ」
 幹久はそう言うと広大の手をまた払いのけた。すると広大は潤んだ目で上半身を起こして幹久に懇願してきた。
「だって! だってこんなの、もう我慢出来ないよ! ここもっ、ここも舐めて兄ちゃん!」
「あ? どこを?」
 幹久はわざと舌先だけでツーっとペニスの裏筋から亀頭までなぞって意地悪を仕掛ける。
「うっ…あっ…ちゃんと、棒の所も舐めてっ…ああっ」



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観潮楼企画「形」4話

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 幹久はいつもより心持ち長めにコンビニで過ごした。時計を見るともう夜中の1時を回っている。
 軽く1時間以上は経っている事を確認すると、車でゆっくりと元来た暗い道を戻った。
 見慣れた家が視界に入って来て、とうとう帰宅してしまった。

(どうなったかな……あいつ、ちゃんと言えたのかな……)
 
 車は少し離れた場所へ置いて、歩いて戻る事にした。
 沈むような気持ちを落ち着かせる様にタバコの煙を肺の奥まで吸い込んだ。
 わざと大きな音を立てて話がまだ続いていたら悪い気がしたからだ。
 幹久は中の様子をそっと伺って、まだ話し合いの途中ならば今夜は車か納屋にでも寝るつもりでいた。
 鈴虫や涼しげに鳴く。時折混ざるコオロギの甲高い鳴き声は綺麗な小鳥の囀り(さえずり)にさえ聞こえる程美しい。
 月明かりしか頼りのない暗い土道を歩いて玄関前で止まった。中はまだ明かりが点いているようだ。
 涼太も急に弟から真剣な想いを聞かされては戸惑っているのでは、と予想した。幹久はどこかで涼太には想いが通じないのではないかと確信めいた直感と期待を持っていた。
 引き戸をそっと音を立てない様に数センチ開けて中を覗いた。

 玄関から雑魚寝する畳みの部屋まで仕切るものは何もない。戸を開けると全てが見渡せる作りになっていた。
 幹久の目に飛び込んできたのは、心臓が止まる程の衝撃的な光景だった。
 明かりが煌々と点いた部屋で、恥ずかしげもなく下半身を露わにした兄は寝転がり、その性器を一心不乱に恍惚とした表情でしゃぶりつきながら自分のペニスを激しく扱く弟の姿があった。

 幹久は咥えていたタバコを口から落とし、その場からふらふらと走って逃げた。頭の中で何度も何度も先程見た映像が繰り返される。
 頭にこびりつく先程の情景を振り払うように、幹久はいつのまにか全力で走っていた。
 麦畑の中まで走り込むと息切れした自分の苦しそうな息と虫の音が織混ざった。

(上手く・・いったんだ・・)

 スッパリと諦めて「良かった」と言わなければならない。自分を洗脳するようにそればかりを頭の中で言い聞かせる。
 風は広い畑を素知らぬ顔で優しく麦畑の上を走り抜けて行く。その度に麦同士が当たってザワザワと陸にある白波のような音を奏でた。
 幹久はどんなに奥へ進んでも溺れる事の出来ない、月明かりに浮かぶ黄金色の海の中に身を沈めた。
 幹久はタバコを取り出して火を点けようとする指が震えている事に気付いた。

(ちきしょう……情けねぇ)

 いつの間にこんなに広大を好きになっていたのだろうか。淡い期待などしてしまった自分を嘲笑するようにぽっかりと空に浮かぶ地球の衛星を見上げる。
 幹久は今夜限りで、明日には「良かったな」と言える様に自分に時間を与えようと自分に言い聞かせた。

* * *

 結局寝ずに朝焼けを拝み、気持ちの整理も上手くつかなかった。だが、平静を装う位は出来るようになった幹久はガラリと勢いよく玄関の戸を開けた。
 畳みの上では一応きちんとトランクスを履いた涼太にひっつくようにして真横で寝る広大の姿を見て胸がズキンと痛んだ。
「おい、起きろお前ら」
 無愛想にそれだけ言うと、痛む胸を抱えて台所に立って朝ご飯の用意を始めた。

「ん……んん……」
 早くに寝た涼太がガタガタ料理をし始めた幹久の音に先に目を覚ました。
「ん……おはよ……幹……ん?」
 目が覚めると、自分の胸元にひっつくようにして気持ち良さそうな顔をして眠る広大の顔があった。それを見て不思議そうな顔をした涼太だったが、すぐに優しい笑顔になって広大の頭を撫でた。
 涼太は、久し振りに自分と会ってそんなに嬉しかったのかと脳天記に考えていた。

 トントンと家庭的な音を部屋に響かせて料理を慣れた手つきで作る幹久を見て、涼太は笑みを浮かべた。
 一番家庭的な音からかけ離れた容姿の幹久を涼太は暖かく見つめる。
「お前は昔からそうだったな。」
「あ?何が?」
 ぶっきらぼうに応えた幹久は、素早くネギを切って豆腐と油揚げを沸騰した鍋に入れるとダシと味噌を溶かす。
「俺がこんなんだから、お前はいつもそうやって親代わりに俺たちの面倒をいつの間にか見る様になっていったっけ」
 クツクツと沸騰する音と共に味噌の良い香りがしてきた。
 涼太は気だるそうに立ち上がると、のろのろと洗面所に向かった。そしてふと立ち止まった涼太は思い出したように言った。
「あ、そうだ。俺ちょっと後で隣のるかさん家に挨拶行ってくるわ。」
 るかさんは両親が亡くなってから何かと面倒を見てくれた人だ。近所の人だが、親戚よりも親しい間柄と言ってもいい。
「あぁ。」
 涼太が出掛けている間に、幹久は広大に兄貴と一緒に東京に行くように勧めてみようと思った。
 
 朝ご飯を平らげた涼太は満足そうに手土産を持って、近所とは言っても大分離れたお隣りへと出掛けた。きっといつものように世間話で盛り上がるので帰りは遅くなるだろうと幹久は思った。
 チラリと広大に目を向けると、いつもよりもボーっとした表情は何だかとても色っぽかった。幹久は正直、昨日からあの兄のペニスにしゃぶりつきながら自分のモノを扱く厭らしい弟の姿が頭から離れなかった。
 広大を見ているだけで昨日の姿と重なって今にも襲ってしまいそうな衝動に駆られる。
 幹久はわざと距離を空けながら接した。

「広大……昨日……兄貴には言えたのか?」
 結果は分かり切っていたが、一応話の切り出しとして聞いてみた。幹久は台所に寄りかかる様にしてリビングに座る広大に話しかけた。
「ううん。言って……ないんだ。ごめん……せっかく兄ちゃんが時間作ってくれたのに」
 広大が小さな声で申し訳なさそうに謝った。

「え……言ってない……のか?」
 
(なら、どうしてあんな事をしてた?兄貴はどうしてさせた?)

 納得のいかない疑問が後から後から押し寄せてくる。

「うん……。ごめんなさい」
「じゃあ……どうしてあんな……」
 思わず口を滑らせた幹久はハッとして誤魔化したがやましい想いを抱えている広大には幹久の言葉の意味にすぐに感づいた。
「えっ……」
「あ、いや……何でもない……」

(クソッ……俺の馬鹿野郎ッ)

 幹久はタバコを取ると徐に火を点けて煙をめいっぱい吸い込んだ。
「え……え!?まさか兄ちゃん……見た……の?」
 みるみる真っ赤になる広大に、不謹慎にも可愛いなどと思いながら煙を吐き出し、そして素直に答える事にした。

「ああ。悪かったな。丁度コンビニから帰って来たら……その……最中だった」
 広大は目を潤ませて俯いて黙りこんでしまった。相当恥ずかしくて穴があったら入りたい心境なのだろう。幹久にとってみればそんな広大は可愛くて、寧ろもっと辱めたい気持ちにさせるだけだ。
「なぁ、告白してねぇなら何であんな事してた? 兄貴は何て言ってたんだよ?」
「あ……涼兄は……寝てただけで、俺……勝手に舐めちゃっただけで……」
 幹久は自分の下半身に熱が集まるのを感じた。弟の大胆な淫乱な部分を垣間見たようで雄としての部分が異常に刺激されていくのが分かる。
 そして深くタバコを吸いこんで気持ちを紛らわせながら会話を続けた。

「へぇ……。なかなかやるもんだなぁ、お前。兄貴、知らねぇんだ?」
 広大はコクンッと頷いた。
 そして広大が大きな瞳を潤ませて真っ直ぐに見つめてきた。幹久は不意打ちでその黒い美し過ぎる瞳に居抜かれてドキリとした。
「兄ちゃん、俺があんな事してたの見て、気持ち悪くないの?」

(あぁ・・それを心配してたのか・・・)

 幹久はゆっくりと広大に近づき頭を撫でてやった。
「全然?」
 広大は涙を滲ませた。
「う……っありがとう……」
 広大は涼太がいるうちに、今日中にでも想いを伝えようと思っていると言った。
 幹久の試練もまだ続きがあったようで、再びズンッと胸の辺りに得体の知れない重しが積まれた。

 案の定、昼過ぎにふらふらと畑に現れた涼太は楽しそうに幹久たちの仕事を手伝い始めた。
 昨日まで幹久が身を埋めていた黄金色の麦畑は、昔から兄弟三人で隠れんぼをする場所と決まっていた。

(昨日は俺一人で隠れんぼだったなぁ)

 幹久はそんな事を思いながら、またそっと二人きりにしてやろうと何気なく離れていくと、涼太に呼び止められた。
「お前らに報告があってさぁ。」
 せっかく二人きりにしてやろうと思ったところへ余計な話をしだす涼太に幹久はイラつきながら、また二人の方へ向き直った。
「何?報告って?」
 広大が興味深げに聞く。

「俺、結婚するんだ」
 そう言った涼太の笑顔はとても嬉しそうで恥ずかしそうで、それでいてとても幸せそうだった。



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予想を裏切って[壁]ωT)スミマセン
そしてるかさん、隣に住んで頂けてありがとうございます(笑)

そして!もう少しで3万Hitです!キリリク受け付けます!
もし30000番目踏んだよ!という方がいらしたら、秘コメでもメールフォームでも
構いません。リクエストありましたら受け付けます^^
重複カウント付けていませんので限定されやすいかと思いますv
初めて書きましたキリリクの受付;(緊張)

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観潮楼企画「形」3話

BL観潮楼秋の企画 テーマ「秋色の風景」「秋の夜長」
参加者様の作品一覧

★版権はカロリーハーフのchobonさまにありますので、無断コピー及び無断転載はご遠慮下さいますようお願い致します。 
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☆18禁です

 さっさと先に家に帰ってシャワーを浴び終わった幹久が浴室のドアを開けると、ドアの前に真っ裸になった涼太が立っていた。
「おぉ・・入るのか?」
「うん・・・それにしても・・デカいね、ミキティは・・」
 呆れた幹久は逆に涼太の裸体を眺める。自分よりも少し背が低く、体つきも兄弟の中で一番線が細い。

「小ぶりだな。兄貴は。」
 幹久は勝ち誇る様に口角を上げて脱衣場へ上がると、涼太は怒らずに「そうなんだよ~」と、情けない声を出していた。
 涼太のこういう所が憎めない理由なのだろう。

 それにしても、広大はこの兄貴を抱きたいと思っているのだろうか。そんな疑問をふと頭に過らせながら黒いボクサーパンツ一枚とタオルを首に掛けただけで風呂場を出る。
 冷蔵庫からビールを取り出して飲んでいると、リビングで布団の用意をしていた広大が話しかけてきた。

「兄ちゃん・・涼兄は、東京帰ったらまた暫くは帰って来ないんだよね?」
 幹久は思いつめた真剣な表情の広大をチラリと見て重くなる気持ちを隠しつつ応えた。
「ああ。だろうな。」
 少しの沈黙の間、遠くで涼太のシャワーの音と外で忙しなく鳴く鈴虫の音がやけにハッキリと聞こえてきた。

「俺、言ってみる。」
 広大のその言葉にドキンと心臓が低音で鳴った。その後に続く言葉を聞きたくなかった。
 幹久は敢えて“何を?”という言葉を避けてビールで流し込んだ。
「俺、涼兄がここにいる間に、自分の気持ちを伝えるよ!」
 広大が幹久の方を向いて意志の強い眼差しを見せた。幹久はその瞬間に目を逸らしてビールを一気に煽って飲み干す。
 頑張れよ、とも言えず、やめとけよ、とも言えない。ただ、幹久の心の中では止めて欲しいと叫ぶ声が身体中に響いていた。
「そうか・・」
 やっと出た言葉は曖昧なものだった。
 シャワーの音が止み、涼太がそろそろ出てくる気配がした幹久はグシャリと大きな音を立てて空になったビールの缶を潰すと、ゴミ箱に自分の感情を混ぜて投げ捨てた。

 涼太が幹久と同じパンツ一枚で風呂から出て来ると、広大は涼太の身体に目が釘付けになっていた。
 いつもなら直ぐに涼太に服を着る様に言うところだが、幹久は敢えて何も言わずにTシャツとジーンズを履いた。
「あれ?兄ちゃん、どこかに行くの?」
 広大がふと気付いて話しかけてくるが、後ろ向きのままで答える。
「あぁ・・タバコ切れそうだから買って来る。遅くなるから先に寝てていいぜ。」
 この田舎でタバコの売っている場所は家から車で15分程かかる。幹久はいつもタバコを買いに出ると、ついでに立ち読みもしてくるので軽く1時間は帰らない。
「じゃな。おやすみさん」
 そっけなく後ろ向きのまま手を振って出て行く姿を涼太は呑気に「気をつけろよ~」と言って見送った。

 (俺にはこんな事くらいしか・・出来ないから。)

 外は家の中と大差ない蒸し暑さだったが、そよ風が心地いい。
 幹久は家の横に置いてある白い軽トラックのエンジンを掛けると、ゆっくりと真っ暗なデコボコ道を走りだした。

「何だって今こんな時に。全く、よく分からない奴だなぁ」
 涼太は濡れた天然パーマの緩いウェーブ掛った髪を手櫛で梳かしながら冷蔵庫のビールを手にした。
 広大はキッチンの棚の中にまだカートンでタバコが残っている事を知っていた。そして幹久がわざと気を使って席を外してくれた事も、分かっていた。
 幹久の作ってくれたチャンスで想いを告げるのは今しかないと思うと顔が紅潮してくる。
 広大はドクン、ドクンと心臓は鼓動を速めながら、混乱しそうな頭をどうにか鎮めるのにやっとだ。

「あっち~な~・・広大~扇風機こっちに向けてぇ」
「う、うん・・」
 布団に寝転がりながらゴクゴクとビールを飲む度に上下に動く喉仏を見ながら扇風機を涼太に向ける。
 目の前に寝ているほぼ裸体の兄の姿はあまりにも刺激的だった。
「お前、ここでの生活は満足してるのか?」
 急に話しかけられた広大は驚きで声が裏返りそうになる。

「え、え!?あ、うん・・結構好きだよ。」
「そうか・・大学に行きたいとか、東京で働きたいとか、そういう気持ちはないのか?」
 涼太の細い指の間を缶ビールの翠滴が流れ落ちて行く。
 細身の白い身体にピンクの乳首が恥ずかしげもなくそこにあった。涼太の真面目な質問は頭に何も入らずに、ただ視線を厭らしく涼太の身体に這わせてしまう。

「今のところ・・ないかな・・」
 広大は自然に身体を少しずらして足先の方から涼太を見ると、涼太は肩膝を上げている為、トランクスの隙間から少し涼太のペニスの袋部分が見えた。
 それにハッと気付いた広大は既に大きくなっているペニスを更に硬くさせた。
 それからの他愛のはい会話は一体何を話していたのかさえ思い出せない程に広大は上の空で、意識は性欲に支配されていた。
 ふと会話が途切れている事に気付くと、涼太は余程疲れていたのか軽く寝息を立てて眠ってしまっていた。
 広大は四つん這いでそっと這い、缶ビールを手元から放してやった。
 そしてこのままでは風邪を引くと薄い布を掛けようとして、手を止めた。

 広大はそっと涼太の足の間に入り込んだ。
 ドクンドクンと高鳴る心臓の音は階段を駆け上がる時のような音に似ている。広大の気持ちも階段を駆け上がっていくようだ。
 そっと涼太のトランクスをずらすが、一度眠るとなかなか起きない涼太はされるがままになっている。
 股関節のラインが見えて、更に下へと下げると色素の薄い陰毛が現れ、そして涼太の小ぶりな性器が露わになった。
 広大はいつのまにか荒くなった息で涼太のトランクスを性器が見えた辺りまで下げると手を止めてそれにそっと手を触れてみた。
 涼太のペニスはクタッと柔らかく涼太と一緒に寝ているようだ。
 広大は背中が汗ばみ、Tシャツがピッタリと身体に貼りつくのを感じた。そしてゆっくりと顔を涼太の股間に埋めて舌を出した。

 舌に当たった涼太の性器は温かくボディーソープの香りがした。ツルツルと滑らかな部分やカリ首のデコボコした場所を舌先でなぞる。

(涼太兄の・・舐めてるんだ、俺・・)

 広大の興奮は次第に膨張し、大胆になってくる。
 広大は涼太のペニスを口内にゆっくりと全て含むと、くちゅくちゅと唾液を絡ませながら味わった。
 すると、涼太は寝ているのに性器だけはだんだんと大きく膨らんで来て、広大を更に興奮させた。
「ん・・・・」
 涼太が寝ながら少し声を出す。今なら起きてくれても構わないと思う程に広大は大胆に兄のペニスを貪っていた。

「ん・・ふっ・・んんっ・・」
 鼻から吐息を漏らしながら口内で涼太のペニスをしゃぶる。完全に勃起した涼太のペニスは口の中で苦しくない程度に収まっていた。
 堪らなくなった広大は自分のボクサーパンツを太股まで下ろすと、自分のペニスも同時に扱きだした。



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末っ子広大、長男にオイタしてますv

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観潮楼企画「形」2話

BL観潮楼秋の企画 テーマ「秋色の風景」「秋の夜長」
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 いつもの様に畳みの上でせんべい布団を2枚敷いて幹久と広大は1メートル程離れただけの隣り合わせで寝る。
 昨夜はなかなか寝付けなかった。別に隣の広大が気になってという訳ではなく、今日来る涼太を思うと広大の嬉しそうな顔を予想して胸が少し痛んだからだ。
 広大は広大で、涼太に逢える喜びで興奮してなかなか寝付けなかったようだ。広大が何度も何度も寝返りを打ったり溜息をついていたのを幹久は知っていた。

 いつの間にか寝ていた幹久はもう既にボロ家の隙間から朝日が差し込んでいるのに気付いて起きた。
 広大もいつ眠ったのか、まだ気持ち良さそうに寝息を立てていた。
 幹久は布団からずるずると出て這うと、広大を上から覗き込んだ。
(可愛い顔しやがって・・犯すぞ?)
 そっと形のいい唇に指を触れるが深く眠る広大は起きる気配を見せない。
 ドクン、ドクン、と心臓を速めながら幹久は自分の唇を近づける。
(ちょっと触れるだけならいいだろ)
 あと1cmという所で、外から騒がしい車のエンジン音が聞こえてきたと思ったら急に静かになり、代わりに騒がしく叫ぶダラけた声が聞こえてきた。

「ミ~キティ~!こ~うちゃ~ん!」

 その瞬間、幹久はコメカミに青筋を立てて舌打ちをして広大から離れた。
「ミ~キティ~!こ~うちゃ~ん!帰ったよ~!?」
 幹久はTシャツとボクサーパンツのままの姿でタバコを素早く咥えて火を点けると、そのまま玄関の扉を開いた。
「あ!ミキティ!!ただいま!」
 そこには相変わらず呑気そうな兄貴が立っていた。
「ミキティって呼ぶなっつったろ」
「何?今起きたの?広大は?うわーそれにしても凄い勃起してるね、ミキティ!」
 天然パーマがふわふわと揺れる涼太は楽しそうに幹久の股間を指摘する。眼鏡の奥には穏やかで優しい瞳が笑っていた。
 幹久はそんな優しい笑顔の兄にフゥーとタバコの煙を掛けてやる。すると、少し煙たそうな眼をした涼太は、タバコを幹久の口から奪うと自分の唇に挟んで煙を吸い込んだ。
「ちょうど吸いたかったんだ。頂戴」
 涼太はこう見えて幹久よりもヘビースモーカーだ。そんな素っ頓狂な涼太に呆れた幹久は溜息をついて中に招き入れた。
「ハァ・・兄貴の荷物中に入れてくるから、ちょっと中でお茶でも飲んでて」

 涼太を中に入れ、荷物も運び入れてやると、涼太が広大の寝顔を愛おし気に見て頭を撫でていた。
「大きくなっても寝顔は昔から変わらないな。可愛い。」
「あぁ。」
(思わず襲いそうなぐれぇ可愛よ)
 そんな本心を胸で言いながら幹久はお茶を入れる。
「涼太、何で急に里帰りしたんだ?・・ってオイ!何してんだ、お前!!」
 質問しながら振り返ると広大の掛け布団をめくって勃起チェックをする涼太を見て思わず大声を出してしまった。
「おっ、結構大きくなったねぇ!ミキティには程遠いけど!羨ましいなぁ・・」
「てめぇ、何やってんだよ!」
 幹久は広大から涼太を引き剥がしていると、その騒ぎに広大が目を開けた。

「おはよー・・あっ・・!涼兄!?え、え!?」
 起きたてにびっくりして目を丸くする広大に、涼太は思い切り優しい笑顔を向けた。
「ただいま、広大」
 その瞬間に、広大の顔はみるみる赤くなって瞳まで潤ませ出した。涼太には相当嬉しがっているようにしか見えないだろう。
 だが、幹久には完全に恋心を抱いた奴の顔にしか見えなかった。
 こんな誰にでも向ける笑顔一つで広大にこんな顔をさせる涼太に、幹久は益々イラついて涼太を後ろから蹴飛ばした。
 案の定、広大はどうしていつも涼太にそういう事をするのだと怒ったが取り敢えず無視した。

 少し落ち着くと3人は久々に畑へ出た。
 今日も日差しがきつい。麦畑もすっかり黄金色の絨毯のようになっている。風に吹かれれば、サワサワと涼しげな音を立てるが、日差しは相も変わらず動物も植物も平等にその熱を遠い彼方から降り注ぐ。
 幹久たちはいつものように食物の手入れをするが、広大にとってはとてつもなく嬉しい時間なのだろう。光り輝く笑顔が違う。きっと涼太がいる事で、まるで二人きりのデート気分のようにでも感じているのではないかと思う程だ。

 もし広大が涼太に告白をしたらどうなるのだろうか。告白した時点で問題は多々ある。先ずは涼太が男でもいけるかどうか、そして実の弟でも平気かどうか、だ。
 
 幹久はふと手を止めて顔を上げた。
 広大と涼太の方を向くと、暑い太陽の照りつけの中で楽しげに頬を染めて笑う広大とじゃれつく涼太が見えた。
 同じ兄弟なのに、涼太を選んだ理由は何だろうと考えたが、それは愚問に思えた。
 涼太は自分と違って人を癒す力のある兄だ。昔から自分は怖がられてあまり人に近寄られないが、涼太には誰もが自然と寄って行く。
 芯が強く、頭も良い。リーダー的存在の彼はいつでも皆の憧れの的だった。広大もそのうちの一人だ。
 明るくて話上手で楽しい。そんな涼太がいたから、両親が死んだ時も広大もやって来られたのだと思った。
 自分は何もしていないし、出来ない。口下手で、粗野で、陰湿だ。
 幹久は軍手を外してポケットに突っ込むと、そのまま別の畑の方へと歩いて行った。
 そして背後からする広大のいつもよりも少し高めのはしゃぐ声が聞こえない所までひたすら歩いた。



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ミキティって(^▽^;)
というか、涼太兄・・勃起チェックはよしなさい・・

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観潮楼企画「形」1話

BL観潮楼秋の企画 テーマ「秋色の風景」「秋の夜長」
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「広大、涼兄、明日帰ってくるってよ。良かったな」
 いつものように農作の仕事を終えた二男の幹久(みきひさ)は弟の広大(こうだい)よりも一足先に家に帰っていた。

 季節は秋に入っているというのに残暑の蒸し暑さは一向に去らない。夕日で空が真っ赤になる頃に少し古いタイプの電話がけたたましく鳴り響いたのだった。
 電話は長男の涼太(りょうた)で、明日から週末に掛けて実家に帰って来るのだという連絡だった。

 広大は健康的な艶めく肌色に玉の様な汗を流しながら古びた木造の家の中へ入るや否や、幹久の言葉を聞いて向日葵のような満面の笑みを浮かべた。

「本当!?明日涼兄、帰ってくるの!?何時頃!?」

(嬉しそうな顔しやがって・・ったく・・分かりやすいんだよ)

 黒髪の短髪でいかにも健康優良児、おまけに爽やかで男前の弟は昔から長男の涼太が好きだ。
 幹久はシャワーから出たばかりで上半身裸のままボクサーパンツを履いて首にタオルを掛けた姿でタバコに火を点ける。
 少し茶色掛った髪はしっとりと幹久の整った顔に掛っていて色っぽい。
 ふと幹久の引き締まった身体に目を向けた広大は顔を赤らめて視線を逸らした。
「あぁ・・悪ィ」
 幹久はタバコを深く吸い込みながらくるりと横を向いた。

 幹久は弟の広大が昔から男にしか興味が持てない事を知っていた。
 早くに他界した両親が残したこの土地と家で、3人は力を合わせてやってきた。
「俺も、シャワー浴びてくるよ!」
 誤魔化す様に広大が風呂場へ向かう。
「あぁ」
 気のない返事をしながらも、広大の首筋に流れる汗をネットリとした視線で幹久は後ろから見つめながらタバコの煙を吐き出す。
 そして徐々にボクサーパンツの中で幹久のペニスは硬く尖っていった。

 両親亡き後も途中まで3人で力を合わせてやって来たが、長男の涼太だけはどうしても東京でやりたい仕事があると言って家を出た。
 現在、広大は18歳。大学は行かずに家の手伝いをすると言って聞かなかった。そして幹久は24。涼太はその2つ上の26歳だ。
 いつも飄々としている涼太は何となく嫌いになれないタイプだ。出て行くと言ったその時も、渋々了解する形となった。幹久は兄の我儘に怒りと寂しさと、嬉しさを感じていた。
 唯一のライバルだった兄が家を出た時から、幹久は一つ屋根の下、好きな男と二人きりの生活となったからだ。

『俺、実は涼兄の事が好きなんだ・・』

 二人きりになって間もなくそう告白された幹久は、自分の想いを告げるタイミングを失った。
 同じ兄弟の中で片想いというのもなかなか切ないものがある。
 それからの二人きりの生活は幹久にとって甘い誘惑と隣り合わせの仙人になる修行のように辛かった。

 幹久はそっと風呂場の脱衣所の扉を開くと、曇りガラスの向こうで肌色の身体が動いているのが見えて、下半身は益々大きくなる。
 そっと広大の脱いだボクサーパンツをまだ水の入っていない洗濯機の中から抜き取って影に隠れる。風呂場からは脱衣所は殆ど見えない。広大はいつも勿体ないからと言って脱衣所の電気を消して風呂場だけ煌々と明かりをつけるから尚更幹久にとっては好都合だった。
 手にした弟のパンツはまだ体温が残って温かい。汗も染み込んでいて濡れている。
 性器の当たる部分も濡れていて、それがもしかしたら広大の体液かと思うと興奮は更に高まる。匂いを嗅ぐと汗と精子の混じるようなスンとした独特の男くさい香りがして、それが異様に興奮した。
 幹久は匂いを嗅ぎながらシャワー室で動く肌色のフォルムを眼で追い、弟の裸体を想像する。そして自分のペニスを外に出すと、上下に激しく扱いた。
「ハァ・・ハァ・・・・ハァ・・広大・・・」
(まるで変態だな、俺は・・)
 分かっていてもこうでもしないと自制が効かなくなりそうで怖かった。
 幹久はパンツで自分のペニスを包むと更に強めに扱いた。布に激しく摩擦されて気持ちがいい。
 すると、シャワー室の広大も壁に手を付き、何やら右手だけ激しく上下に動かしているのが見えた。
(あいつも今そこで・・!?)
 少しずつシャワーの音に混じって弟の艶を含んだ吐息が聞こえてくる。幹久の興奮も限界まで来ているが、イクなら一緒が良かった。

 まさか、脱衣所で兄が自分の自慰を見ながらそこで一緒に自慰をしているなどと想像だにしない広大はさっき見た幹久の筋肉の綺麗についた上半身と、恋焦がれる涼太を思い出しながら自慰に耽っていた。
「あっ・・んっ・・ふっ・・・・あっ・・!・・あっ・・!」
 小さく聞こえてくるその声に弟が射精するタイミングを見計らって、幹久も同時に広大のパンツの中に射精した。
 3回、4回、5回と精液が飛び出る度に痺れるような快感が下半身を襲う。精子がすっかり出なくなると、幹久は広大のパンツをそのまま洗濯機へ放り込んで脱衣所を出た。



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