07/19/2013(Fri)
悪魔と野犬ノ仔 48話
「ミナ……駄目だ……これ以上したら……」
要は水無月の舌をゆっくり剥がした。
透明の糸が伸びて銀色に光ったのが見えて要の下半身を痛いほど刺激する。
先程までの清らかな顔をしていた水無月の表情は一変し、蕩けたような顔は発情した雌花のように甘く香り立っていた。
水無月は少し息を荒げながらも再び背筋を伸ばして立つと、要の足の間に入り込み、そして着ていたシャツのボタンを上から外し始めた。
「おい、何を……」
「見てて」
水無月は挑発するような目つきで服を脱ぎさると一枚の布切れも纏わず要の目の前に立った。
白くスラリとしたバランスの良い身体は程良く筋肉も付き、中性的なラインが色っぽい。
滑らかそうな白く美しい肌に、既に赤く膨れて尖った乳首が要の視線で余計に赤みを増しているのが分かった。
色白な分、赤く膨れた恥部が異様にいやらしく見えて要の鼓動はどんどんと早くなっていった。
真上に上がった水無月の肉棒からは誘うようにトロトロと透明な液体が出続け、そのまま床へと糸を引いて落ちていった。
「ひどいよ、要兄ちゃん……僕、こんなになってるんだよ……兄ちゃんは、僕を喜ばせてくれないの? 幸せにしてくれないの?」
「幸せ?」
「うん……僕、兄ちゃんに触って……舐めて……ぐちゃぐちゃにされたらすごく幸せなんだ」
「もう……止めろって……おかしくなりそうだ」
要は方手で顔を隠す様にするが目線は目の前にある赤い小さな尖りを見定めていた。
「兄ちゃんは……人間は色々考え過ぎなんだよ……僕はただ、愛し合いたい……したいこと、したい」
完全に本能で満たされた水無月は今まで見た事のない程妖艶な目をしていた。
水無月は要の膝元で四つん這いになるとゆっくり後ろを向いた。そのままグッと尻を突き出すと赤く色づいた蕾が要を誘うようにヒクついていた。
「にいちゃん……交尾しようよぉ」
切なげな水無月の声と意識が飛びそうな程の光景に要の雄としての本能が目覚めた。
要は迷いなく両手を伸ばすと水無月の丸い臀部を掴んで広げた。
「あっあんっ」
突然の刺激に驚いた水無月は潤んだ目で要の方を向いた。
「俺が触ったら幸せになるのか」
水無月は指を自分の口元に当てながらコクっと頷いた。すると同時に水無月の肉棒の先からタラタラっと液体が零れて床に落ちた。
要は後ろから水無月の足の間に手を入れ、人差し指でそっと水無月の滑った肉棒の先に触れた。
「ああんっ」
水無月から高くて可愛い声が漏れる。
「ヌルヌルだ」
「やぁん」
要はその滑りをたっぷりと指先に付けると、それを後ろの蕾に塗りつけた。
「あっ、あっ」
水無月の身体は我慢していた期間と比例するように、昔の何倍も敏感になっているようだった。
要はゆっくりと指を入れ込むと、最初は驚いたようにギュッと締め付けていた括約筋は直ぐに緩んで要の指を飲み込んでいった。
「も、もっと……っ……クチュクチュってしてっ」
「お前、いつからそんなやらしくなった」
水無月は少し困ったような目をした後、おずおずと口を開いた。
「お、お兄ちゃんがいない時ぼく……オモチャっていうの買ってちょっと使ってみちゃったの……」
「なに」
「で、でも小さいピンクのやつでっ……ブーンってなるやつだけだよっ」
「どこで知ったんだ、そんなもの」
「学校で……お友達になった子たちがそういう話しをしてて、一人でする時こういう道具がとてもいいからって……僕がそういうの知らないって知ったらお店に連れてってくれたの……で、ちょっと……後で一人で買っちゃったの……ごめんなさい」
口では謝っているが水無月の腰は淫らに上下に動いていた。
「ハァ……まぁ俺がお前を放っておいたから仕方ないな」
<<前へ 次へ>>
うわわ!
前回沢山の拍手ありがとうございましたー!(汗
・゚・(ノ∀`)・゚・
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要は水無月の舌をゆっくり剥がした。
透明の糸が伸びて銀色に光ったのが見えて要の下半身を痛いほど刺激する。
先程までの清らかな顔をしていた水無月の表情は一変し、蕩けたような顔は発情した雌花のように甘く香り立っていた。
水無月は少し息を荒げながらも再び背筋を伸ばして立つと、要の足の間に入り込み、そして着ていたシャツのボタンを上から外し始めた。
「おい、何を……」
「見てて」
水無月は挑発するような目つきで服を脱ぎさると一枚の布切れも纏わず要の目の前に立った。
白くスラリとしたバランスの良い身体は程良く筋肉も付き、中性的なラインが色っぽい。
滑らかそうな白く美しい肌に、既に赤く膨れて尖った乳首が要の視線で余計に赤みを増しているのが分かった。
色白な分、赤く膨れた恥部が異様にいやらしく見えて要の鼓動はどんどんと早くなっていった。
真上に上がった水無月の肉棒からは誘うようにトロトロと透明な液体が出続け、そのまま床へと糸を引いて落ちていった。
「ひどいよ、要兄ちゃん……僕、こんなになってるんだよ……兄ちゃんは、僕を喜ばせてくれないの? 幸せにしてくれないの?」
「幸せ?」
「うん……僕、兄ちゃんに触って……舐めて……ぐちゃぐちゃにされたらすごく幸せなんだ」
「もう……止めろって……おかしくなりそうだ」
要は方手で顔を隠す様にするが目線は目の前にある赤い小さな尖りを見定めていた。
「兄ちゃんは……人間は色々考え過ぎなんだよ……僕はただ、愛し合いたい……したいこと、したい」
完全に本能で満たされた水無月は今まで見た事のない程妖艶な目をしていた。
水無月は要の膝元で四つん這いになるとゆっくり後ろを向いた。そのままグッと尻を突き出すと赤く色づいた蕾が要を誘うようにヒクついていた。
「にいちゃん……交尾しようよぉ」
切なげな水無月の声と意識が飛びそうな程の光景に要の雄としての本能が目覚めた。
要は迷いなく両手を伸ばすと水無月の丸い臀部を掴んで広げた。
「あっあんっ」
突然の刺激に驚いた水無月は潤んだ目で要の方を向いた。
「俺が触ったら幸せになるのか」
水無月は指を自分の口元に当てながらコクっと頷いた。すると同時に水無月の肉棒の先からタラタラっと液体が零れて床に落ちた。
要は後ろから水無月の足の間に手を入れ、人差し指でそっと水無月の滑った肉棒の先に触れた。
「ああんっ」
水無月から高くて可愛い声が漏れる。
「ヌルヌルだ」
「やぁん」
要はその滑りをたっぷりと指先に付けると、それを後ろの蕾に塗りつけた。
「あっ、あっ」
水無月の身体は我慢していた期間と比例するように、昔の何倍も敏感になっているようだった。
要はゆっくりと指を入れ込むと、最初は驚いたようにギュッと締め付けていた括約筋は直ぐに緩んで要の指を飲み込んでいった。
「も、もっと……っ……クチュクチュってしてっ」
「お前、いつからそんなやらしくなった」
水無月は少し困ったような目をした後、おずおずと口を開いた。
「お、お兄ちゃんがいない時ぼく……オモチャっていうの買ってちょっと使ってみちゃったの……」
「なに」
「で、でも小さいピンクのやつでっ……ブーンってなるやつだけだよっ」
「どこで知ったんだ、そんなもの」
「学校で……お友達になった子たちがそういう話しをしてて、一人でする時こういう道具がとてもいいからって……僕がそういうの知らないって知ったらお店に連れてってくれたの……で、ちょっと……後で一人で買っちゃったの……ごめんなさい」
口では謝っているが水無月の腰は淫らに上下に動いていた。
「ハァ……まぁ俺がお前を放っておいたから仕方ないな」
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うわわ!
前回沢山の拍手ありがとうございましたー!(汗
・゚・(ノ∀`)・゚・
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コメント
祖母の事お話できて、聞いて下さって私の方こそ長文にお付き合い下さいありがとうございます。
Mさまも心穏やかにお兄さまを思い出せるように私も祈らせて頂きます。
あわわ。Mさまのお口があんぐりと!(;゚∀゚)=3ハァハァ ←
本当。。ちょっと見ないうちにイケナイお友達からイケナイ事を教わって無邪気に遊んでいたなんて。。
欲望には忠実なようで…((ノェ`*)っ))タシタシ
そうですね。
時には考えを止めて感じる事で心を軽くするのも必要かもしれませんね。
心と身体を解放するのは本能、拘束するのは煩悩……奥の深いお言葉です!!
あはは(≧∀≦)
Mさまの「早く決壊しちゃえ」の顔が可愛い過ぎます(笑)
では今から要の欲望ダムのストッパーをヒョイと抜いて来ようかと思います。
(・ω・)ノ←
コメントどうもありがとうございました
> そんな要に 在るがままの本能を見せるミナが、素直でエロい~!(*゚∀゚)=3ハァハァ
思い出してしまったからこそ余計に考えてしまいますよね(>_<)
しかし!
そんな要に本能でぶつかっていくミナ。
素直な誘いウケたんは強いです(´∀`*)ウフフ
けいったんさまにエロいと言って頂けて嬉しいです~♪♪
> ミナの様に 要も 素直に感情を出しなさいって♪
そうだそうだ!!!
(*´д`*)ムッハー ←
> しかし ミナの「交尾しようよ」の言葉には まだ 朦朧としている 今の私の脳内を揺さぶられました!!
> 桔梗さま、素晴らしい言葉のチョイスです♪
> ( ≧▽≦)b Good Job!...byebye☆
(ノ*´Д`)ノオォオォ
けいったんさまの脳内を揺さぶれて嬉しいです!!
よくやった!ミナ!(笑)
ありがとうございます♪♪(○≧ω≦)
コメントどうもありがとうございました
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